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バカンス |
モルジブ諸島のFarrukolofushiという島の思い出を描いています。藁小屋が海上に軽やかな様子で建っていました。そして小屋の部屋からは、あたり一面我々にエサの施しを期待して集まってくる様々な色彩の魚たちが見えました。海と空のブルーの色彩のコントラストは、同時に空間と自由のコントラストでもあるのです。 |
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愛のプラハ |
少し紫色と黄色を帯びたプラハの大変美しい光とブルタバ川のほとりにある建物を捉えた作品です。多くの鐘楼(鐘をつるしておいて鳴らす堂)のあるとてもロマンティックな街です。 |
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出会いと別れ |
緑の植物は、変化に富み豊で調和が取れていると同時に、圧倒的な感じもしますが、小さなアーチ型の橋の上で、傘を手に散歩する恋人たちが風景に人間味を出してくれています。 |
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浜辺の黄昏 |
カリブ海を訪れた時の思い出を描いています。夕日が沈む頃になると時々、周りのすべての景色が紫とピンク色に染まり、あらゆる文明から遠く離れて思考するひとときや、眠りに誘ってくれます。こんな生活も悪くありません。都会の生活に疲れた人間には時には不可欠でさえありません。 |
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渚 |
ラグナビーチ(アメリカ・ロスアンジェルス)の海岸で。一日の終わりに、オレンジ色を帯びた濃い黄色で温かい光の中を一匹の犬だけが、全く自由に、キャンキャンと鳴きながら走り回っています。とても自由で楽しいバカンスでした。
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時の眠り |
歴史豊かで鐘塔が何千もある街、プラハのシルエットです。とてもロマンティックな文化と、過去の出来事を感じられる雰囲気がこの街を包み込む・・・・・だからこそいっそう美しいのです。 |
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真珠色の景色 |
南米ドミニカ共和国を旅行した際に印象的だった海辺を描いた作品です。ブルーはとても澄んでおり、遠くに広がる水平線は美しい輝きを放っています。泡立つさざ波が真珠色に輝き、木々や小鳥のたたずむ神秘的な景色の向こうには海岸で楽しむ人々の声が聞こえてきそうな気がします。夢のようなその景色の中で自由に気持ちよさそうに遊びまわる一匹の子犬は小さいながらもこの素晴らしい景色に確かな存在感を与えているのです。 |
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忘れかけのパレス |
インドネシアのバリや、その辺りで見られそうな稲田の中の小さな家、青々として素晴らしい環境の中にある素朴な孤独。 |
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白い恋人達 |
冬の小雨降るヴァシュレス地方の早朝。朝焼けの地平線はオレンジ色に染まり、一面に広がる田舎の風景に温かさと穏やかさを与えてくれます。寄り添う2本の木はまるで散歩の途中で立ち止まっていと休みをしている恋人たちのように見受けられます。その光景はフランスの田舎ならではのロマンティックで幻想的な世界を表現しているのです。 |
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金の砂 |
この作品は、ドミニカ共和国の首都、サントドミンゴへの旅行から帰ってきて制作したものです。美しい海が果てしなく広がり、背の高いココヤシの木が、風に吹かれて揺れています。家々はとても小さく、鮮やかな色をしています。私たちが考える家というよりどちらかと言えば、ぽつんと建つ小屋のように見えがちですが、私にインスピレーションを与えたのは、孤独を感じさせないような生命力溢れる明るいその姿でした。 |
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秘密のランデブー |
ヴァシュレスのアトリエのそばにある森の中を散歩すると、そこでは、しばしばすばらしい光景に出会います。大変臆病でいて野生的な鹿たち。彼らは陽気で、私をみつめ観察した後、大股で駆け抜けて行きました。森はすべて緑色と黄色に覆われ、春の世界を映し出しています。これは、私を喜びで満たす、素晴らしい光景であり、この束の間の感動との出会いをキャンバスに表現しようと決意したのでした。 |
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甘いひととき |
降り注ぐ昼の光の中に佇むヴェニスの街は、やがて夜を迎えようとしています。そこに漂う柔らかな空気は、どこか幻想的で安らぐひとときを与えてくれます。暖かみのある色調を繊細に表現し、そこにある可憐かつ豪華な建造物が控えめながらしっかりと存在感あるものになっています。まるで映画の1シーンを目の前で見ているような、そんな気持ちにさせてくれる一枚なのです。 |
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空を見上げて |
この作品は一日の終わりのパリの印象を描いたものです。パリでは夕方になると、空がいつもパリ色と言われる、青、白、グレーが混ざり合う色へと変化します。夜が近づくと地平線は赤紫に染まり、青空は少しずつ薄らいでゆきます。その空の下、地平線に広がる街は、白く感じられ、ひときわ高くそびえ建つサクレクール寺院は街を導き、優しく守っているかのようです。そして白い街は、変化してゆく空の表情を一層美しく見せてくれます。 |
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ハワイアンサンセット |
ままぐるしく過ぎ行く時間の中で生活、そして身を刺すようなパリの寒さも慣れてしまうと、この日没の風景はまるで夢の中で見ているような気分にさせられます。太陽が腰を下ろし、赤い地平線が広がっていく幻想的な光景は、パリでのあわただしい日常を忘れさせてくれます。暖かい色彩に囲まれ、自然の美しさに感動し、耳に心地よく届くさざ波が私を優しく包みます。次第によるの帳が降りて、平穏で温和な空気が眠りを誘うのです。 |
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